工場について

当社は日本で2番目に大きい湖である霞ケ浦から800mに位置し、田園に囲まれ自然環境に恵まれた土地に敷地面積123,110㎡を有し、工場棟や厚生棟ならびに倉庫棟など充実した施設を備えており、環境への負荷を最小限に抑えた製造プロセスを展開しています。環境への配慮と社会的責任を重視し、地域社会との調和を大切にしながら、お客様の多様なニーズに応えるため、柔軟で効率的な生産体制や小ロットから大量生産まで幅広く対応できる設備が整っております。

ブランキング/パンチング加工工程

ブランキングマシンは、コイル状の鋼板材料をプレス加工機によって、連続的に耳切り、穴明け、切断を行います。同様にタレットパンチプレスは、様々な形状の金型を自動で交換しながら、NC 制御によって精度の高い加工を行います。

レーザー加工工程

レーザー加工機の利用により、高い加工精度を確保しながら特別製品などに対しても、高品質な部品・部材の製造を実現しています。

曲げ加工工程

曲げ加工工程では、図面通りの部品を製造するために、複雑な形状やR曲げ加工などを行い高精度かつ美しい仕上がりが実現されます。また、高度な制御システムを搭載した設備もあり、複雑な形状の曲げを高速かつ正確に実行できます。寸法に合わせて自動で金型交換を行うことで大量生産や効率的な製造が可能となり、一貫した品質を保持しています。

溶接加工工程

溶接加工工程では、溶接ロボットとガスシールドアーク溶接技術を組み合わせ、品質と効率を同時に確保しています。また、厳格な品質管理と細やかなチェックプロセスを導入し、優れた耐久性と安全性を兼ね備えた製品を製造しています。

塗装加工工程

塗装加工工程は、静電気を利用して粉体塗料を塗着させ、ロボットなどを使用して塗膜を形成します。ここでは3つの異なる塗装ラインから構成されており、そのため多様な色やデザインに柔軟に対応することができます。また、製品に付着しなかった塗料は回収され、環境に配慮したリサイクルが行われています。
さらに、この塗装プロセスでは有害な溶剤やシンナーは一切使用されておらず、作業者に対しても安全な作業環境が提供されています。

組み立て加工工程

組み立て加工工程は、製品仕様を確認し本体に必要な部材などを組み付けて製品を完成させます。製品が完成した後は、最終的な品質チェックを実施し、不具合がないことを確認します。品質確認が完了した製品は梱包され、出荷されます。この組み立て加工工程は複数の生産ラインがあり、製品の大きさや生産ロット数に応じて柔軟に対応できる生産工程となっています。

パネル加工工程

パネル加工工程は、塗装・布張りなどを組み合わせて様々な空間に馴染むデザインとカラーで多彩な表情を創りだします。接着剤は環境に配慮した、有害な物質の発散が少ないF☆☆☆☆相当を使用しています。また、ハニカムコアを芯材として採用することで、パネルは軽量かつ丈夫で、圧力にも強い仕上がりとなります。

設備について